2010年9月9日木曜日

Howard Jones "Ordinary Heroes"

ハワード・ジョーンズ!
よみがえる86年。思い出のテクノ洋楽歌謡曲。

いい曲を山ほど書けるし、シンセの音は斬新だし、メッセージはポジティブだし、ライブは彼とダンサーの二人だけでユニークなスタイルだし、ルックスも悪くないし、80年代の良心だと思ってた。

でも、そんな時は長く続かず。
エゴがなさすぎたか、立ち回りが正直すぎたか。

生え際は後退するし、メジャーのワーナーからはドロップされるし、90年~ゼロ年代はほとんど話題らしい話題もなかった彼。
オルタナでヒップホップな世の中には合わなかったのは分かる気もする。
でもね!

何故か、唐突に、この2010年に!ソニーからニューアルバムが発売されるという!
なぜ今!?!?!?


このアルバム、シンセが鳴らないアコースティックな作りだけど、ポイントはそこにはない。

Phil Collinsとやった"No one is to blame"は生演奏だったし(この曲、歌詞が最高)、隠れ名盤の"Live Acoustic America"なんてアルバムすらある。

普通にいい曲を、普通に撮った。
非常にプレーンでハッタリのない録音とアレンジ。
久々のメジャーだ!みたいな気負いもないし。

"Ordinary Heroes"
Ordinary Heroes,
There is one on every street.
You might not recognize him
'cause they are just like you and me
You may not know their names,
'cause they don't make the headlines

「普通なヒーロー。
どこの町にもいるし、君も気付かないかもしれない。
なんたって僕らみたいなもんだからさ。
名前だって分からないよね、新聞を飾るわけでもないしさ。」

こうやって書き出してみると、 ファンモンの歌のようだけど(笑)、でもとても素直にいい曲。

これからも、まだまだいけるはず!
彼の音楽と共に歳を撮りたいと思う。

Facebookで友達リクエストしたら、速攻で承認が来ました:)

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