2011年3月2日水曜日

赤ちゃんのための音楽 "Soothing Sounds For Baby: Electronic Music By Raymond Scott"

思えば、この盤を買ったのは渋谷のタワレコ7Fのストレンジ音楽コーナー。今でもあるのかしら。そもそもタワーはまだあるのかしら。

あのコーナーはほんとに面白くて、Asteroid Desert Songsの松永さんのPOPに乗せられて、毎週通ってました。

Muddy Watersからツトムヤマシタからストックハウゼンまで、守備範囲のよく分からないものを買った気がします。

懐かしの90年代。リキッドルームは新宿にあったし、CDを買うことがクールだったし、センター街の店がつぶれるなんてことは想像も出来ませんでした。

※思えば、80年代~90年代は消費そのものがクールだと思わされてきて、00年代から大転換が起こってるわけだけど、コレは別のテーマとして大きいのでこれはさておき。

盤の説明。赤ちゃんのための電子音楽。63年の作。コンピューター赤ちゃん。

ジャケはかわいすぎるし、一曲目のシーケンスだけで10分聴けます。(12分頃には飽きます)


もちろん、これを買ったときにはディスクハンター気取りなわけです。

最近、この盤を10年ぶり?にCD棚で発見し、リビングにおいておいたところ、帰宅したら、妻がこれを子供に聴かせてるんですね!!!

ホント、自分の子供に聞かせる日が来るなんて思ってもいませんでした;)

自分の中でメビウスの輪がつながるような経験で、「あそっか、これがあるべき姿やな」、「あ、こうやって人生つながんねやな」と感謝とオドロキの念です。
子供は普通に聴いて寝てました。

ちなみに、
1 To 6 Months
6 To 12 Months (値段高!)
と3作ありますが、1 To 6 Monthsが一番ほのぼのしていて良いです。

Monthsが進むほど、苦悩の色が増し、というか前衛化(笑)していくので、子供が寝付いてくれる気がしません。

が、確かめるべく、子供が大きくなったところで試してみたいと思います。

子供が12 To 18 Monthをホンマに好きだったら、Raymondさんはホンマ偉いと思います。

2010年12月1日水曜日

Madness "7"

すんごいうっかり、一ヶ月以上経っている、、、

何も聴いていないわけではなくて、いまでもドンヨクに聴いているんですが、、、

この一ヶ月の間にも、仕事では1億円スリそうになったり、自転車がパンクしたり、子供の顔にブツブツが出来たと思ったらきれいになったり、カレーを二杯食べたり、ラーメンは一杯も食べなかったけど蕎麦は大盛で食べたり、いろいろありました。

ということで、湿気た日にはそれなりに明るい音楽を。

曇り空の似合う、能天気を装った音楽。そんなマッドネス。

転がらないスカのビートにくすんだサックス、さえない顔に決まりすぎたポーズ。



ポッケは空っぽでも背筋は伸ばす。そんな音楽。
とても勇気が出る。

ということで、ついついググると、すぐに懐かしの映像が!気分はすっかり小学生。

ホンダさんのラインナップからはシビックすらもなくなる時代、シティーがなくなったのはいつだったけか?
(解:⇒) 

忘年会でこの芸をやったら、新入社員は絶対に分かってくれないだろうね?!
ホンダ♪ホンダ♪ホンダ♪ホンダ♪

2010年10月28日木曜日

Sonic Youth "Daydream Nation"

Sonic Youth 大好き。

不思議なほど歳をとらないサーストン。脚が長すぎる。
最初から年齢不詳のキム。脚を出しすぎる。
どんどんお爺さんになるリー。白髪になりすぎた。

たたずまいも素晴らしい。

このアルバム、名盤中の名盤で、ときどき、とっても聴きたくなる。

ジャケットもタイトルもヨユーの名盤の貫禄。88年。


改めて聴いてみた。

右と左のギターが、微妙にアウトな感じで絡み合うのがひっっっじょうに格好良く、外れかけのコード感で突き進む。
音楽的な偏差値が高く、志が高いのか、ただ賢いのかよく分からない感じ。とっても勇気付けられる。

22年前の"Teenage Riot"。


We're off the streets now
And back on the road
On the riot trail

"riot trail"って心に残るな。

これは何度聴いても本当に格好良い!

2010年10月12日火曜日

Mute Math "Armistice"

最近は音楽をあまり聴かないようにしていたので、そんなに聴いているのもないんだけど、、、

このバンド、名前がよい。
なにより、フジロック2010でのライブが最高にタイトで素晴らしかったので、2ndを聴いてみた。


1stの張っちゃけぶりが印象的だったので、少し抑え目な印象をうける。

ただ、どのメンバーも演奏が達者というか、特にドラムのタイトさだけでも聴けてしまうというか、
演奏の素材がいいので清清しく聴ける。
(ちなみに、ドラマーはライブで、顔の周りにガムテぐるぐる巻き。インカムがずれないように、らしい)

フジロックで合唱だった”The Nerve”、ポップで、カーステやらJ-Waveすら似合いそうな"Goodbye"が秀逸。

ヴォーカリストの顔がイアン・カーティスを思い出す、、、のは髪型のせいかもしれない。

2010年9月27日月曜日

息子 (Butterfly)

TwitterでもFBでも書いてきた気がしますが、こちらでも、、、

19日に、息子が誕生しました!

妻の陣痛が本格化して、18時に入院。
4時間後の22時には、もうお産が完了:)
妻も無事です。ほっ。


切羽詰った分娩室の付近では、「落ち着けー」と力いっぱい大文字で<リラックス>
させようとする音楽が流れておりました。

息子が産まれた瞬間には、カエラちゃんの「Butterfly」 がオルゴールで。
こういう瞬間って、ずっと覚えていたりするんですよね。
ベタやなー、と思いながらもジンときたりして。

いろいろと悩みましたが、名前は<義実=よしみ>にします!

2010年9月14日火曜日

細野晴臣が追求する「心地よい周波数」

尊敬する細野翁の記事です。
少し前のだけど。

「距離があるから、空気ごと音が録れる。すると、音が普遍性を持つ。
時代が、宇宙が全部おさまっているような音。
それを僕が今持っている、今の機材で、空気ごと録りたい。
試みを重ねた時代を通り越して、今のテクノロジーを使って、音楽の可能性を引き出していく。
それをやれば新しい次元が開けるのではないか」

膝を打つ思いではある。
けど!一回りした方(廻って還暦!)のウィズダムであって、若い世代への指針、とはちと違う気も。

「アナログ回帰」、「自然な音」みたいな文脈で読み取ってしまうと、何かを読み落としている気がする。 
ひょっとして、朝日新聞の味付けで、奥行きがなくなっているのかもしれない。

2010年9月9日木曜日

Howard Jones "Ordinary Heroes"

ハワード・ジョーンズ!
よみがえる86年。思い出のテクノ洋楽歌謡曲。

いい曲を山ほど書けるし、シンセの音は斬新だし、メッセージはポジティブだし、ライブは彼とダンサーの二人だけでユニークなスタイルだし、ルックスも悪くないし、80年代の良心だと思ってた。

でも、そんな時は長く続かず。
エゴがなさすぎたか、立ち回りが正直すぎたか。

生え際は後退するし、メジャーのワーナーからはドロップされるし、90年~ゼロ年代はほとんど話題らしい話題もなかった彼。
オルタナでヒップホップな世の中には合わなかったのは分かる気もする。
でもね!

何故か、唐突に、この2010年に!ソニーからニューアルバムが発売されるという!
なぜ今!?!?!?


このアルバム、シンセが鳴らないアコースティックな作りだけど、ポイントはそこにはない。

Phil Collinsとやった"No one is to blame"は生演奏だったし(この曲、歌詞が最高)、隠れ名盤の"Live Acoustic America"なんてアルバムすらある。

普通にいい曲を、普通に撮った。
非常にプレーンでハッタリのない録音とアレンジ。
久々のメジャーだ!みたいな気負いもないし。

"Ordinary Heroes"
Ordinary Heroes,
There is one on every street.
You might not recognize him
'cause they are just like you and me
You may not know their names,
'cause they don't make the headlines

「普通なヒーロー。
どこの町にもいるし、君も気付かないかもしれない。
なんたって僕らみたいなもんだからさ。
名前だって分からないよね、新聞を飾るわけでもないしさ。」

こうやって書き出してみると、 ファンモンの歌のようだけど(笑)、でもとても素直にいい曲。

これからも、まだまだいけるはず!
彼の音楽と共に歳を撮りたいと思う。

Facebookで友達リクエストしたら、速攻で承認が来ました:)