2011年5月1日日曜日

Radiohead "The King of Limbs"



僕はRadioheadの熱心なファンではない。

その昔、幕張に彼らのライブを見に行ったら、ステージがホントに人の隙間からも全く見えなくて、頭上のモニターだけ見てるうちに終わった。ドラムを叩く姿をモニターで確認した。

「行けなくなった友達がいるからその分買ってくれない?」なんてきっかけで行ったんだよな、そのあたりも受身な。

新作。


AmazonではじめてMP3で買ってみた。
2回聴いてみた。

このバンドに革新性を求める時期は過ぎたのかもしれない。どこかで聞いた気のする音楽。
(そもそも、Kid Aだって彼らの発明ではない)

悪くないとは思うんだが、どうも作りがのぺっとしていないか?リズムに向けた志が低くないか?
シングルのこれだってもっといい曲になりうる。

一番印象に残ったのがピアノ一本の#6"Codex"ってあたりが象徴的だ。

もう彼らからはロック・アンセムは出てこないのかもしれない。

00年代にパール・ジャムが陥ってしまったように、「大物ではある。新作についてはクォリティーはともかく、出るだけでありがたい。ライブには人は入る。昔の曲は大合唱」、的なポジションになってしまうのかしら。

どうも、この新作の流通をめぐるエトセトラも、チケット・マスターともめ、ライブ盤を出しまくり、地味なアルバムばっかり出していたころのパール・ジャムの印象を思い出すんだよな。。。

2011年4月29日金曜日

コトリンゴ "picnic album 2"

GWだし、ピクニックなんてとてもいいかも。


寒くもないし暑くもないし花粉もないし。




コトリンゴはホントに才能豊か。

DOWNTOWNのイントロのピアノからぐっと来る。(EPOじゃないよ)

Tubaをとっても効果的に使って、ホーンのアレンジが見事なI WANT YOU BACK。


なんとなく出来が想像できそうなHYPERBALLADも、適度に控えめな作りで効果的な奥行きあり。


素直に作った感のあるShe’s like a rainbowは原曲のよさがとっても出ている。白眉。


朝でも夜でもリビングでも書斎でもiPhoneでも赤ちゃんでも大人でも聴ける一枚。

2011年3月4日金曜日

ティン・パン・アレーの童謡 "メルヘン・ポップ"



こどもつながりでもう一枚。

ティン・パン・アレー。



70年代の荒井由実を支え、いしだあゆみに名盤を作らせ、雪村いづみにも名盤を作らせた、あの彼らですよ。
細野晴臣、鈴木茂、 林立夫、松任谷正隆。鉄板。

(この盤、YMOで忙しかった細野さんは不参加。代わりは後藤次利氏。工藤静香で有名な。)

それが、童謡。78年の作。

センスとテクと恥の文化の共存。
率直でありつつも慎み深く。
さりげなくもきらびやかに。

そんなはずの彼らですが、こんなアルバムの存在、ボクは知らなかったですよ。
存在すらしらなかった。


犬のおまわりさん♪、猫ふんじゃった♪、げんこつやまのたぬきさん♪、大きな栗の木の下で♪、むすんでひらいて♪、などなど、まごうことなき、世代を超えて歌い継がれる真のクラシックたち(笑)。

"犬のおまわりさん"はオブラディ・オブラダだし、"猫ふんじゃった"は♪にゃあにゃあ♪言いっぱなしだし、どの曲にもインパクトがあるけど、全般的に軽くディスコ・ロック調だったり。
(KISSの"I was made for loving you"みたいな)

これで子供が童謡を覚えたら、どういう形で刷り込まれることになるのかな?!

自分の子にチャレンジが楽しみ(笑)。

ちなみにいきさつですが、、、

妻の実家に、ひょろっと、このCDがあるのを発見した時にはめちゃめちゃ驚きました。

この盤をネタに、妻へ「こんな盤があるんだぜー、ティン・パン・アレーの。」と自慢げに話したところ、それを覚えていた妻がお母さんにお願いしてくれて、買ってくれたんです。

言葉がわらしべ長者になって帰ってきてくれたわけで、世の中にはハッピーな何かしらの巡り合わせがあるんだなー、と思います。感謝感謝。


細野さんがいたら、この作品もどんな違った仕上がりになったかしら?!なんて考えてみるのも楽しいですね。

何気に、彼自身が童謡を歌うのはとってもアリだったと思います。フニクリフニクラだって歌ってるし。

2011年3月2日水曜日

赤ちゃんのための音楽 "Soothing Sounds For Baby: Electronic Music By Raymond Scott"

思えば、この盤を買ったのは渋谷のタワレコ7Fのストレンジ音楽コーナー。今でもあるのかしら。そもそもタワーはまだあるのかしら。

あのコーナーはほんとに面白くて、Asteroid Desert Songsの松永さんのPOPに乗せられて、毎週通ってました。

Muddy Watersからツトムヤマシタからストックハウゼンまで、守備範囲のよく分からないものを買った気がします。

懐かしの90年代。リキッドルームは新宿にあったし、CDを買うことがクールだったし、センター街の店がつぶれるなんてことは想像も出来ませんでした。

※思えば、80年代~90年代は消費そのものがクールだと思わされてきて、00年代から大転換が起こってるわけだけど、コレは別のテーマとして大きいのでこれはさておき。

盤の説明。赤ちゃんのための電子音楽。63年の作。コンピューター赤ちゃん。

ジャケはかわいすぎるし、一曲目のシーケンスだけで10分聴けます。(12分頃には飽きます)


もちろん、これを買ったときにはディスクハンター気取りなわけです。

最近、この盤を10年ぶり?にCD棚で発見し、リビングにおいておいたところ、帰宅したら、妻がこれを子供に聴かせてるんですね!!!

ホント、自分の子供に聞かせる日が来るなんて思ってもいませんでした;)

自分の中でメビウスの輪がつながるような経験で、「あそっか、これがあるべき姿やな」、「あ、こうやって人生つながんねやな」と感謝とオドロキの念です。
子供は普通に聴いて寝てました。

ちなみに、
1 To 6 Months
6 To 12 Months (値段高!)
と3作ありますが、1 To 6 Monthsが一番ほのぼのしていて良いです。

Monthsが進むほど、苦悩の色が増し、というか前衛化(笑)していくので、子供が寝付いてくれる気がしません。

が、確かめるべく、子供が大きくなったところで試してみたいと思います。

子供が12 To 18 Monthをホンマに好きだったら、Raymondさんはホンマ偉いと思います。

2010年12月1日水曜日

Madness "7"

すんごいうっかり、一ヶ月以上経っている、、、

何も聴いていないわけではなくて、いまでもドンヨクに聴いているんですが、、、

この一ヶ月の間にも、仕事では1億円スリそうになったり、自転車がパンクしたり、子供の顔にブツブツが出来たと思ったらきれいになったり、カレーを二杯食べたり、ラーメンは一杯も食べなかったけど蕎麦は大盛で食べたり、いろいろありました。

ということで、湿気た日にはそれなりに明るい音楽を。

曇り空の似合う、能天気を装った音楽。そんなマッドネス。

転がらないスカのビートにくすんだサックス、さえない顔に決まりすぎたポーズ。



ポッケは空っぽでも背筋は伸ばす。そんな音楽。
とても勇気が出る。

ということで、ついついググると、すぐに懐かしの映像が!気分はすっかり小学生。

ホンダさんのラインナップからはシビックすらもなくなる時代、シティーがなくなったのはいつだったけか?
(解:⇒) 

忘年会でこの芸をやったら、新入社員は絶対に分かってくれないだろうね?!
ホンダ♪ホンダ♪ホンダ♪ホンダ♪

2010年10月28日木曜日

Sonic Youth "Daydream Nation"

Sonic Youth 大好き。

不思議なほど歳をとらないサーストン。脚が長すぎる。
最初から年齢不詳のキム。脚を出しすぎる。
どんどんお爺さんになるリー。白髪になりすぎた。

たたずまいも素晴らしい。

このアルバム、名盤中の名盤で、ときどき、とっても聴きたくなる。

ジャケットもタイトルもヨユーの名盤の貫禄。88年。


改めて聴いてみた。

右と左のギターが、微妙にアウトな感じで絡み合うのがひっっっじょうに格好良く、外れかけのコード感で突き進む。
音楽的な偏差値が高く、志が高いのか、ただ賢いのかよく分からない感じ。とっても勇気付けられる。

22年前の"Teenage Riot"。


We're off the streets now
And back on the road
On the riot trail

"riot trail"って心に残るな。

これは何度聴いても本当に格好良い!

2010年10月12日火曜日

Mute Math "Armistice"

最近は音楽をあまり聴かないようにしていたので、そんなに聴いているのもないんだけど、、、

このバンド、名前がよい。
なにより、フジロック2010でのライブが最高にタイトで素晴らしかったので、2ndを聴いてみた。


1stの張っちゃけぶりが印象的だったので、少し抑え目な印象をうける。

ただ、どのメンバーも演奏が達者というか、特にドラムのタイトさだけでも聴けてしまうというか、
演奏の素材がいいので清清しく聴ける。
(ちなみに、ドラマーはライブで、顔の周りにガムテぐるぐる巻き。インカムがずれないように、らしい)

フジロックで合唱だった”The Nerve”、ポップで、カーステやらJ-Waveすら似合いそうな"Goodbye"が秀逸。

ヴォーカリストの顔がイアン・カーティスを思い出す、、、のは髪型のせいかもしれない。

2010年9月27日月曜日

息子 (Butterfly)

TwitterでもFBでも書いてきた気がしますが、こちらでも、、、

19日に、息子が誕生しました!

妻の陣痛が本格化して、18時に入院。
4時間後の22時には、もうお産が完了:)
妻も無事です。ほっ。


切羽詰った分娩室の付近では、「落ち着けー」と力いっぱい大文字で<リラックス>
させようとする音楽が流れておりました。

息子が産まれた瞬間には、カエラちゃんの「Butterfly」 がオルゴールで。
こういう瞬間って、ずっと覚えていたりするんですよね。
ベタやなー、と思いながらもジンときたりして。

いろいろと悩みましたが、名前は<義実=よしみ>にします!

2010年9月14日火曜日

細野晴臣が追求する「心地よい周波数」

尊敬する細野翁の記事です。
少し前のだけど。

「距離があるから、空気ごと音が録れる。すると、音が普遍性を持つ。
時代が、宇宙が全部おさまっているような音。
それを僕が今持っている、今の機材で、空気ごと録りたい。
試みを重ねた時代を通り越して、今のテクノロジーを使って、音楽の可能性を引き出していく。
それをやれば新しい次元が開けるのではないか」

膝を打つ思いではある。
けど!一回りした方(廻って還暦!)のウィズダムであって、若い世代への指針、とはちと違う気も。

「アナログ回帰」、「自然な音」みたいな文脈で読み取ってしまうと、何かを読み落としている気がする。 
ひょっとして、朝日新聞の味付けで、奥行きがなくなっているのかもしれない。

2010年9月9日木曜日

Howard Jones "Ordinary Heroes"

ハワード・ジョーンズ!
よみがえる86年。思い出のテクノ洋楽歌謡曲。

いい曲を山ほど書けるし、シンセの音は斬新だし、メッセージはポジティブだし、ライブは彼とダンサーの二人だけでユニークなスタイルだし、ルックスも悪くないし、80年代の良心だと思ってた。

でも、そんな時は長く続かず。
エゴがなさすぎたか、立ち回りが正直すぎたか。

生え際は後退するし、メジャーのワーナーからはドロップされるし、90年~ゼロ年代はほとんど話題らしい話題もなかった彼。
オルタナでヒップホップな世の中には合わなかったのは分かる気もする。
でもね!

何故か、唐突に、この2010年に!ソニーからニューアルバムが発売されるという!
なぜ今!?!?!?


このアルバム、シンセが鳴らないアコースティックな作りだけど、ポイントはそこにはない。

Phil Collinsとやった"No one is to blame"は生演奏だったし(この曲、歌詞が最高)、隠れ名盤の"Live Acoustic America"なんてアルバムすらある。

普通にいい曲を、普通に撮った。
非常にプレーンでハッタリのない録音とアレンジ。
久々のメジャーだ!みたいな気負いもないし。

"Ordinary Heroes"
Ordinary Heroes,
There is one on every street.
You might not recognize him
'cause they are just like you and me
You may not know their names,
'cause they don't make the headlines

「普通なヒーロー。
どこの町にもいるし、君も気付かないかもしれない。
なんたって僕らみたいなもんだからさ。
名前だって分からないよね、新聞を飾るわけでもないしさ。」

こうやって書き出してみると、 ファンモンの歌のようだけど(笑)、でもとても素直にいい曲。

これからも、まだまだいけるはず!
彼の音楽と共に歳を撮りたいと思う。

Facebookで友達リクエストしたら、速攻で承認が来ました:)

2010年8月30日月曜日

三笠公園でー♪

先週のことですが、ようやくようやく、念願の三笠公園に行くことができました。

何度も、エグイ打ち合わせのために横須賀には行っていましたが、三笠公園には行くことができていなかったのです。

その日は、またしてもアメリカ人と修羅場の打ち合わせを乗り切り、その脚で公園まで。


着くと、若者達が東郷平八郎の像の前で記念撮影中。
(彼らは何度も撮り直していましたが、逆光だったんですね)



もちろん、ホントにドンつきなのか(曲がった先が駐車場でした)、水はどす黒いのか(確かに黒かったですけど、特別黒くはなかった)、もちろん確かめました。

あー、念願かなってすっきりした。

そして、さらにおじさんコースで、横須賀で評判の「大衆酒場ぎんじ」へ!


完全な昭和ワールド。お客さんの顔まで昭和。 メニューも昭和。となりのお兄さんは一人で瓶ビール。二本目。(携帯見るふりして、写真をこっそり撮る。こそっ。)


ペアのおばちゃんがS系とM系のペアで、どちらもなかなかいい味。
S系のおばちゃんは、カウンター越しに声をかけてくる客のおじちゃんをチョイチョイ無視している。(つってもあきらかに忙しいしね)。無視されたおじちゃんは、「小沢出馬」の毎日新聞に戻る。おばちゃんは、串カツをあげつつ、その隙に奥のテーブルまでイカフライを出したりする早業を見せている。

ビール、鯨の刺身、串カツに、イカフライで2,000円くらい。M系のほうに払って退出。
とても美味しかった!

そんな週末には、たまたま見たテレビで剣さんはハリセンボンと横浜案内をしているのでした。
まーミント色のシャツがステキだこと。

2010年8月23日月曜日

井筒屋でうなぎ

どうも最近音楽を聴く気がしない、、、

なんとなくは聴いているのだけれど、音楽に積極的に関わろうという気が起こらない、というか!

ま、そんな時もありますよね、ということで、今回も食べモノネタです。


妻が仕事のお客さんに教わったという、小淵沢のうなぎやさん、井筒屋さんで昼食。
(お客さま、情報ありがとうございます!)

ちなみに、建物自体は1927年築、鰻屋としての開店は1996年です。
老舗のたたずまいと結構ギャップがありますね。


正直、私、恥ずかしながらこの歳までうなぎを白焼きで食べたことがありませんでしたが、
う、う、ぅ、美味いんですね!

「うな箱二の(う)」とうコンビメニューをいただきましたが、両方白焼きでもいいと思ったくらい。
ねぎとわさびとタレがよう合います。 炭火焼の香ばしさが引き立ちます。
(写真の白焼きの顔色が悪いですね、本物はもっと美味そうです)

「かめ塩のうなぎ」っつう白焼きオンリーメニューも、今更ながら食べたくなるよー。
(普通の蒲焼もとても美味しいです、あしからず)

妻の母上の友人は、車を甲府から飛ばして毎週食べに来るという話(苦笑)。
でも、その気持ちも少し分かってしまいます。

そんな八月の一日。

2010年8月8日日曜日

La Butte Boisee ラ・ビュット・ボワゼ

今日はまったく音楽と関係ありませんが、、、
 夫婦の記念日で、ちょっといいランチを食べてきました!

自由が丘と田園調布の間にある、古い一軒家を改装したレストラン。
「ラ・ビュット・ボワゼ」でランチ。

住所は奥沢。
中学生の僕(20ウン年前!)は、この近くのS台で、受験勉強をしていたのだった。
時は流れ。。。


距離的に来やすくはないんだけど、来るたびに毎度、来てよかったと思います。
文句なく美味しいし、皿は美しいし、ちゃんと食べられるし。
ホスピタリティーもしっかりしているし、かといってヨソヨソしくないHumanTouchがあります!

何度かお世話になっております。


◆太刀魚とにんじんのソース、夏野菜のゼリー寄せ
美しいでしょー。食べながらぐちゃぐちゃになってしまいましたが。


◆お魚(種類忘れた)を薄く冬瓜で巻いたトマト風味。コーンのパンケーキと。
これも美味しかった。 一口ごとに、違うハーブのフレーバーがする。


◆メインのお肉、子羊の無花果ソース。シソとあえて。
野菜も美しく、中にはキレイにカボチャやにんじんなどがレイアウト。


◆デザート。夏らしく、オレンジのケーキと何かのシャーベット。
毎度、皿を崩してしまうのが申し訳なく思ってしまう;)。
ハチさんの乗ったクッキーの中にはオレンジ風味のゼリー。んにゃー、この皿も美味かった。


駅から遠いので、タクシーを呼んでいただく。
毎度、腰の低すぎるシェフに恐縮する二人。
身重の妻を気遣って頂き、感謝感謝&満足感で帰宅。

ヘロヘロに疲れ、軽く不機嫌だった僕も元気になりました。

またお世話になります!

2010年8月4日水曜日

Roxy Music @ Fuji Rock Festival

50歳になったとき、若しくは64歳になったとき、どんな大人になっていたいだろう?

ヒントを探しに、イメトレをしに、意地悪な気持ちは抜きに、Roxy Musicを見に行く。
彼は生まれながらのいい家の出でもなんでもないけど、ばっちり誇り高くスタイリッシュだ。
そこにヒントがあるかも!?

がっちりガブリよって見る。


さすがに歳をとった。
イタリアの政治家が歌っているみたいだ。

もちろん実物ははじめて見るけど、70年代の名残がある。
ステージ脇には4人の黒人コーラス。
彼女たちが歌うと、エリントンのピアノみたいに音が歪む。わざとなのかもしれない。

どんなにまったりした曲をやっても、気がつくとバンドは大団円に盛り上がっている。
なんだか僕も引き込まれている。
味付けが、どうにもべっとりと塗られたヨーロッパだ。

ステージには、Phil ManzaneraもAndy Mackayもいる。Paul Thompsonもいる。
Enoは勿論いない。でも問題ない。

Jealous Guy~Virginia Plain~Love Is The Drugの流れは最高。
最後に向かって上がって行く感覚。

最後の三曲は布袋さんがゲストで登場!
フェリー氏の紹介が地味すぎて、遠目の人たちには誰なんだか分からなかったみたい。


最後は"Do The Strand"!
布袋さんがソロを一発目にとったけど、意外なほど(失礼)素晴らしいソロだった。



ホントに見ておいてよかったと思えるよ!素晴らしかった。

1. Re-make/Re-model 2. Out Of The Blue 3. If There Is Something
4. While My Heart Is Still Beating 5. More Than This 6. Ladytron
7. Tara 8. Song For Europe 9. My Only Love
10. In Every Dream Home A Heartache 11. Jealous Guy 12. Virginia Plain
13. Love Is The Drug 14. Editions Of You(布袋さん)
15. Let's Stick Together(布袋さん) 16. Do The Strand(布袋さん)

Jamie Cullum @ Fuji Rock Festival

前回にジェイミーくんを見たのは、なんと6年前の2004年のフジロック。

僕も彼も若かった!(30歳!)彼のステージはホントに素晴らしかった。

デビューしたてなのに、ピアノトリオのたった3人で何万人も相手にしているのに、全然臆することがなかった。
ピアノに登ったり、そして飛び降りたり、ステージの端からピアノまでダッシュして演奏してみたり、ピアノの中に入って内側からピアノを叩いてみたり。
でも単なるやんちゃではなくって、声は良いしピアノは良いし、 引き込まれてステージ前まで吸い寄せられてしまった。

つまり、そのステージはとっても、<とっても>よかった。
その日の天気も思い出せる。(晴れだった)

今年もフジロックで、しかもグリーンステージで出るんであれば行かざるを得なかろう!
ということで行きました。

やはり素晴らしかった!またも晴れ。
今回は最初からステージ至近距離まで 接近してみる。

バンドも豪華になっている。サックスもギターもエレピもあったりする。
6年ぶりの風貌は大人になっている。アゴのラインがやや怪しくなっている。



個人的なハイライトはRadioheadの"High & Dry"、"All at Sea"。
声と曲調のマッチングが絶妙で、悲しげながらも芯は強くて、泣けた。

"Singin In The Rain"とリアーナの"Umbrella"のマッシュアップ!
気がついたら曲が入れ替わっていて、ホントに驚いた。そして大笑い。
この瞬間は雨が降っていても良かったのに、と思う。

やんちゃさは若干減ったけど、、、


ジャンプ!

彼の「フジロックみたいな素晴らしいフェスは世界に一つだけだ!」という言葉に
「そうかもなー」と思ったりする。

そう思わせるのは、きっと彼みたいなアクトが出てくれるからなんだろうな、とも思う。

2010年6月30日水曜日

国歌斉唱

ワールドカップを見るということは、その国の国歌を聴くということでもある。

先日のドイツVsイングランド戦。
国歌だけだったら決勝戦ものだった。
イングランド国歌はいわずと知れた"God Save the Queen"。
どうにも上がるしかない曲調。
しかし、歌詞はかなり強烈だ。 (リンクご参照)

ドイツ国歌は"ドイツの歌"。
これは泣けるわ、と思って調べたら、ハイドンの作曲で、ローマ皇帝に捧げられた曲だとか。
"その幸福の光の中で栄えよ"以降を二回繰り返すところ、クライマックスらしいクライマックスで、掌を胸にあてたくなる。

ちなみに、メキシコ国歌も最高に上がります。

さらに余談で、"La Marseillaise"のイントロは"All you need is love"を思い出しませんか?

2010年6月27日日曜日

The Roots "How I Got Over"

曲順を、デビュー時から数え続けているThe Roots.

93年にデビュー作の一曲目が一曲目。このアルバムの一曲目は一曲目だけど143曲目。(印象よりも少ないね、通算10枚目。)


近作においてはドラスティックな音楽的変化はないし、本作もここ数作に通じる出来だ。
だが!ここ数作はどれも充実しているのも事実。

ただ、味付けは結構似ている。つまり、どんどん地味になっている。

このアルバムの始まり方の地味さはどうだ。いいとは思うが、5曲目までの流れが真面目すぎないか。
"A Peace Of Light", "Walk Alone", "Dear God 2.0"。タイトルをと並べると、余りの真面目さにちと引かないか。

Walk alone, I walk alone, you know I walk it alone
I always been on my own, ever since the day I born
So I don't mind walking alone

地味×真面目とかいってるけど、そもそも音楽的にユニークで、似たもののないヒップホップバンドだ。素材自体がいつも凝っている。飽きない。
オーセンティックにヒップホップだけれど、モンスターズ・オブ・フォークがゲストだったり、ジョアンナ・ニューサムがゲストだったりする。(コモンがステレオラブをフィーチャーしたこともあった)

中盤から後半に掛けて、ヴァースのフックも明快になってくるし、単純に楽しい曲が連発する。

そもそも、いままで何回かみた彼らのライブはどれもイケイケな大パーティーだったし、特にモントリオールでみた一発は会場中大騒ぎだった(BPM115くらいで、4つ打ち連発だった記憶がある)。

そういう彼らのおちゃらけた側面を捉えているのは一枚あるライブ盤だけだと思うんだが、実はあれがThe Rootsの中でも一番の名盤かもしれない。

でも!これも全然悪くないです。ジャケも含めてむしろ素晴らしい。
今日だけで二回聴きました。

上から読んでも左から読んでも

運命的な出会い。田中さんと中川さんの。

上から下に読んでも、左から右に読んでも、どちらから読んでも中川さんと田中さん(笑)。


妻が軽井沢で気付きました。

2010年6月22日火曜日

Fleetwood Mac "Rumours (30th Anniversary Edition)"

リマスターされ、おまけトラックもつけたRhino版の二枚組。

most compelling pop albums of all timeってAllmusic.comも言ってる。
 初めてきちんと最初から最後まで聴きました。

これまでは、敷居の高い雰囲気のジャケットのせいで手が伸びなかった。。。


というよりも大ベストセラーというだけで聴きたくなかったのかもしれない。
本屋で、「平積みの本なんか意地でも買うか!」なんて思う気分にも、似ているかもしれない(買うけど)

歌詞カードの中には、ジャケ写真のアウトテイクの写真が載っていて楽しい。

男3名女2名のこのバンド、内情はとんでもなくって、カップルが2組。
しかも、その二組(つまり4人)とも過去完了系。
さらに、その女性の一人がバンド内の割り算の余りの残り一名と付き合う。
ジャケの二人がそれ。

つうことで、そんなビバヒル状態なバンドのアルバムタイトルが「噂」だもんだから、まあ、そういう痴話的な含みとテンションがShowbiz的に持たされている。

”Don't Stop”のどこかで聴いたことのあるこんなサビも違った含みを持って聴ける。

Don't stop, thinking about tomorrow,
Don't stop, it'll soon be here,
It'll be, better than before,
Yesterday's gone, yesterday's gone.

Don't you look back,
Don't you look back.

しかし、
#3 - Never Going Back Again
#4 - Don't Stop
#5 - Go Your Own Way
の「振り返らない」タイトルを持つ曲のターキーは意図的だよね!?

Anyways、中身は最高。朝でも晩でも聴けます。

2010年6月17日木曜日

西寺 郷太 「マイケル・ジャクソン (講談社現代新書)」

一気に読んだ。これは素晴らしい新書。


語り起こしのような、タイトルだけで目をひくことだけに血道をあげるお手軽な新書が乱発されている昨今。

英知のカジュアルな凝縮とでもいうべき、新書の意義が失われつつある。

そんな中!
思いつきでもなく、思い込みでもなく、単なる勢いでもなく、愛情に基づいて、遂行を重ねて書かれたことの分かる良書。

いかにMJが生まれ育ち、過酷に育てられ、誤解をされ、晩年を迎えたか、愛情に満ちつつもフェアな目線で描かれる。

ジャクソン家の描写が秀逸で、かれを取り巻く家族とMJの関係が明らかになる。

白眉は彼の少年虐待疑惑を反証していくことに捧げられた一章。彼が無罪であったであろうことが信じられる。根拠が明確に、ステップを追って示されている。

また、後書きには、ライオネル・リッチーの「彼はほんとうに天使だったんじゃないかと思うんだ」 の一言の引用。涙。

ノーナ・リーブスももう一度聴かなきゃ!