2010年3月16日火曜日

Albert Ayler "Nuits De La Fondation Maeght 1970"

山下さんのおかげで何だかフリージャズが聴きたくなり。。。

アイラーが亡くなる前のラストレコーディング。

アイラーがサックスで泣きまくっても、ドラムのAllen Blairmanが煽りまくっても(つってもそんな上手くないんだけど)、ピアノのCall Cobbsは淡々と郷愁のメロディーを、アイラーと別世界のように弾きつづけるという不思議なバランス。

激しさはあっても、悪意やエゴのない世界。

聖者の行進のようなメロディーを奏で続けるアイラーのサックスにやられっぱなし。

#7、ラストの"Spiritual Reunion"の後に起こる、怒号のような観客の歓声にもぐっとくる。

率直過ぎる弁明。裏表なし。

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