きっかけはこの番組。
細野先生のベースであり、鈴木さんのギターであり、松任谷旦那のピアノであり、というティンパンなところで外れるわけはないんだけどさ。
まずもって、デビューアルバムの一曲目から「死」をテーマにした曲であることに驚く。
名曲だけどさ。
「あの子の命はひこうき雲」(のようにすぐに消えてしまう)
だもんね。
でも、その次の曲、二曲目の「曇り空」が未来の旦那との半デュエットだもんね。
死⇒恋愛⇒再生
の図式が非常に分かりやすく曲順に現れているね。
恋愛で救われた自分。
「きっと言える」の一番のぎこちない歌唱から、二番の感極まったような歌唱に変わるところも聴きどころ。
特別な思いがこもっていたであろうことが分かる。
もちろん、細野さんの
・あるべきところに音符がなく、
・ありそうもないところに音符を置く
ベースプレイによって、平板なフォークにならない深みが出ていることは言わずもがな。
鈴木さんのギターがこんなに効果的であったことをリマスターではじめて知ったよ。
デビュー曲の「返事はいらない」は間奏で唐突にラテン的になるあたりも、まー、売れないなという感じはあるけど(笑)。
まだまだ深読み可能な歴史的一枚。
荒井由美時代に外れなし。
ここんとこダンナと2人カラオケが続いてまして、ダンナがユーミンを歌うんですが、オトコが歌うユーミンはいいんだよね。
返信削除私は最近畠山美由紀にはまっています。