"ほうろう"で"しらけっちまうぜ"で、「エイプリルフール」だったあの人の2009年作です。
昭和の男のやせ我慢的な世界観は健在。
高橋幸宏さんのドラムに神経質さがなくって、むしろスティーブ・ガッドのような大らかさでよい。
深胴なドラム。
ギターは佐橋佳幸さん(松たか子さんの旦那だよね)、ベースは小原礼(ミカバンドのあの人だよね)、鍵盤はDr.kyOn(ボガンボスのあの人だよね)。
ということで、いいメンバーのいい演奏をいい音で撮った、という風情。
味付けの妙よりは素材の洗練。
一聴やや平面的だが、リズムパターンは多彩。
"ほうろう"的な#1"Hard to say (偶然と必然の間)"、過去のロッククラシックスのタイトルをちりばめた#7"はぐれ雲"が好き。
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